数ある、子どもがかかりやすい病気の中の一つである“溶連菌”。
個人的にはカタカナの病名が多い中、漢字3文字で珍しいな〜くらいにしか思ってなかったのですが、
この度 娘が罹患したため、検査方法含め記録します。
溶連菌とは
溶連菌とは、正式には溶血性連鎖球菌と呼ばれる細菌で、α溶血とβ溶血を呈する2種類があり、後者でヒトに病原性を有するものは、A群、B群、C群、G群などです。溶連菌感染症の90%以上がA群によるものです。したがって、一般にはA群溶血性連鎖球菌(A群β溶血性連鎖球菌)による感染症を溶連菌感染症として理解されているといってもよいでしょう。主に“のど”に感染して、咽頭炎や扁桃炎、それに小さく紅い発疹を伴う場合があります。
塩野義製薬
溶連菌って略名だったんだ!
症状の代表的なものは、発熱(38〜39℃)と“のど”の痛みです。しかし、3歳未満ではあまり熱があがらないと言われています。そして、体や手足に小さくて紅い発疹が出たり、舌にイチゴのようなツブツブができたりします(イチゴ舌)。そのほかに頭痛、首すじのリンパ節の腫れ、腹痛や嘔吐などの腹部症状もみられます。急性期を過ぎますと、発疹のあとには落屑(皮むけ)が認められるようになります。風邪と違って咳や鼻水が出ないというのもこの病気の特徴です。この病気には潜伏期間があり、実際に感染してからだいたい2〜5日で症状がでます。
塩野義製薬
娘は1歳の4月から保育園に通っているのですが、ほぼ1年中と言っても過言ではないほど風邪をよくひいています。
あまり喉の痛みに関しては今まで無かったのですが、今回はわりと頻繁に喉の痛みを訴えていました。
発症〜完治まで
◆ 1日目(2024/4/18)
前日から微熱のような症状が既に出ていたが、本格的に発熱。
夕方の時点では38.5℃まで上がりぐったり。
◆ 2日目
熱は午前中はさほど高くなかったものの、長引かないよう念の為病院を受診。
途中まで普段通りの診察の様子だったが、こちらからの「喉を痛がります」の一言で唾液検査をしてくれ、溶連菌が判明。
(検査結果は10分ほどで出ます)
土日しっかり休んで熱が下がれば月曜日から
登園して大丈夫ですよ
通常はその程度で治るライトめな感染症なのだと知る。
◆ 3〜5日目
熱が中々下がらず、発症から5日間毎日38〜40℃をウロウロ。
何度か座薬も入れるがあまり効果は出ず。
食欲もないのが心配だった。
◆ 6日目
平熱まで下がり、食欲も徐々に戻る。
◆ 7日目(2024/4/24)
平熱まで解熱し、24時間経っても熱が上がらなかったため完治。
喉の痛みもない様子。
翌日からようやく登園。
さいごに
今回も高熱が何日か続いたため、熱性痙攣には注意をしてみていました。
また、症状が治ってもぶり返してしまう可能性のある病気だそうで、病院でも薬局でも、
「薬は10日分、必ず飲みきってください」と強めに言われました。
(粉薬のピンクの鮮やかさに少しびっくりします)
全国的にも溶連菌が流行っている時期のようで、保育園通いさせてるうちはなる可能性のある病気かと思います。
予防しても回避が中々難しいですよね…
保育園、幼稚園に通ってるお子さんをお持ちのママさん、パパさん、頑張りましょう(´;ω;`)!!