2歳までにはほとんどの子どもが罹患すると言われている突発性発疹。
我が家の娘も1歳になり2週間も経たないうちに罹患しました。
今回は発症から完治までの記録です。
突発性発疹とは
突発性発疹とは
- 突発性発疹(とっぱつせいほっしん)は3~5日続く高熱と解熱前後の発疹を特徴とするウイルス感染症です。
- 乳幼児期のうち、新生児~1才半の間に罹患するケースが多く、2才までにはほとんどの子どもが罹患します。5才以上の子どもが罹患することもありますが、非常に稀です。
- ウイルスに感染しても症状が出ないケースが20~40%あるといわれています。
- 季節性はなく、年間を通していつでも発症します。
突発性発疹の症状
田辺三菱製薬「ヒフノコトサイト」
- 突然発熱して、38度以上の高熱が3~5日ほど続きます。
- 一般的な風邪とは異なり、鼻水や咳などの呼吸器症状はほとんどの場合は見られません。
- 解熱すると同時におなかや背中、胸などの体幹部分から発疹が出現し、次第に腕~手、首(頸部:けいぶ)へと広がっていきます。顔や脚にはあまり発疹は出現しない傾向があります。
- 発疹は2~3㎜から1cm程度のブツブツです。かゆみはないものの赤みが目立ち、密集してたくさんできることで身体全体が赤っぽく見えます。
- 発疹は通常3~4日で、痕を残さず消失します。
- のどちんこ(口蓋垂:こうがいすい)の両側が真っ赤になる、まぶたがはれる、リンパ節がはれるなどの症状を伴うこともあります。また、頭のてっぺんの柔らかい部分である大泉門(だいせんもん)が盛り上がる場合もあります。
- 一般的な経過としては見た目の症状の割には子どもの機嫌も良く、1週間ほどで自然治癒しますが、中には重篤な症状に陥るケースもあります。
- 特に気をつけたい合併症は、発熱時の熱性けいれんや脳症があります。熱性けいれんは、高熱に伴って全身のけいれんを起こす病気です。急激に体温が上がる発熱の初期段階に現れやすく、発熱する度にけいれんが繰り返し起きることがあります。
- 脳症は高熱やけいれんに伴って起こる意識障害です。高熱によって神経細胞がダメージを受け、治癒後に軽度~重度の後遺症が残る場合もあります。
発症から完治まで
◆ 1日目(2021/10/30)
昼頃から微熱〜夕方には38℃台に。
◆ 2日目
朝から38℃台。夕方には40℃台まで上がり日曜日もやっている当番病院を受診。
座薬を処方される。
◆ 3日目
座薬が効いてる時は落ち着くものの、切れると対応上昇。
昼過ぎには再び40℃台になったためかかりつけを受診。ここでも座薬を処方される。
◆ 4日目
熱は37℃台前半まで下がる。夕方から体に発疹が出始め、ここで突発性発疹を確信する。
◆ 5日目
平熱に戻るものの、発疹に赤みが増す。
◆ 6日目
体の発疹は薄くなったが、顔にも出始める。
◆ 7日目
体の発疹はほぼ綺麗に、顔の発疹も前日より薄くなる。
◆ 8日目(2021/11/6)
熱も発疹も落ち着く。
1〜3日目の発熱期間
- 食欲は普通にあり、むしろいつもより食べるくらいだった
- ぐったりはしていなかった
4〜7日目の発疹期間
- 食欲が少し減少
- 睡眠時間が長かった
全期間
- 機嫌が丸一日すこぶる悪い
- 💩は下痢気味
注意したこと
- 高熱が続いたのでいつ熱性痙攣になってもおかしくない状況だったため、夫とYouTubeなどで対処法を確認
- はじめ風邪かと思い暖かくして過ごしていたが、かかりつけを受診した際に「おうちでは肌着1枚でOK」と言われたのでそれ以降は涼しくして過ごした
さいごに
新生児発熱以来の高熱でしたが1歳を迎えていたこともあり、先輩ママたちから「突発(性発疹)かもね」と教えてもらい少し心構えができていた私。
やはり経験者は流石としか言いようがない…!!
案の定、突発性発疹だったので急に発疹が出現したときも驚かず対応することができました。
経験者となった私の体験談もどなたかの参考になれば幸いです。